助成金申請のポイント(助成金申請の5つの基本)
 なぜ助成金がほしいのか? 目的やその意義をはっきりとさせよう!
 当たり前ですが、助成金を得る上で「どうして助成がほしいのか?」という理由は不可欠です。確かに、「お金がないから」という理由は重要なのですが、それならば無理をして事業をしなくてもいいのでは、という見方もできるはずです。
 助成金は、助成団体という第三者から支援を受ける訳ですから、そのためには「説得」をしなければなりません。
 「何でもいい」と手当たり次第にさがすのはむしろ遠回りです。「なぜ、この事業をおこないたいのか?」「どのようにこの事業をおこなうのか?」「そのために、どのような助成をしてほしいのか?」を、それぞれ柱になる考え方を組み立て、その上で要望に応えてくれそうな助成をさがす方が近道なのです。
 助成金に関する情報をこまめにチャックしよう!

 助成金の情報は様々な形で流れてきます。「口コミ」で知ることも多いようですが、その他にも「新聞の紙面掲載」「助成団体の発行する広報紙やポスター、ホームページ」「社会福祉協議会や市民活動センターの広報紙やホームページ」「社会福祉協議会等の機関にある掲示板」等、様々な状況が考えられます。
 従来の助成内容が大幅に変わることもないわけではありませんし、同じ助成内容でも、年度毎に重視するテーマが変わる場合もあるため、こまめにに調べることが必要です。
 「毎年、同じ時期に同じ助成金があるから」といって待つだけではなく、情報を集めるアンテナを張り巡らしながら、絶えず、そして幅広く情報を集める工夫をしてみて下さい。
 ※網走市市民活動センターが発行する情報誌「夢ポケット」、また、網走市市民活動センター内にある掲示板にも随時助成に関する情報を掲載していますので、お気軽にお問合せ下さい。

 この「助成を選んだわけ理由」について提案しよう!

 助成団体は、積極的に助成を行おうとしています。審査についても、落とすためではなく、「この事業によって、どんな効果が得られるのか」という点に注目しながら、どんな助成ができるのかを考えながら審査をしています。
 ですから、「この事業は、○○の助成の趣旨に沿ったものでもあるので、○○の支援を希望します」という「具体的な提案」がなされていれば、助成対象の趣旨から著しく外れていない限り、助成の対象となるといえるでしょう。
 ポイントは、「助成団体が期待する効果が、申請する事業によって得ることができる」と説明ができるかどうかです。その際、過去の助成実績などからどんな事業が助成対象となっているかの傾向を調べ、助成の意図を読み取ることが必要です。(助成結果は、助成団体の発行する広報紙や、インターネットのホームページに掲載されることがあります)

 熱意は表すもの。だから、はっきりと文章に表現しよう!

 提出された申請書類の中には「団体の紹介ばかりで、何の助成を希望しているのかはっきりしない」場合や、「その助成を受けて、どんな効果があるのか説明されていない」書類である場合があります。
 真剣さや熱意は確かに推測できます。しかし、そのことが具体的に「文章として」書かれていなければ、審査をする側を説得することは難しいでしょう。
そのために、申請書類を作る際、以下の項目について解りやすく、箇条書きにすることをおすすめします。

 ☆団体の活動内容について
 ☆申請する事業内容について
 ☆申請する事業が、社会的に見てどのような効果があるのか
 ☆その助成を選んだ理由について
 ☆希望する助成の内容について

 実際の申請書類は、申請理由について記入する欄が、5〜6行の場合から、10行以上ある場合と、助成団体によって様々です。
 しかし、長文を作る必要はないので、要点を抑え、その上で、申請書類の行数に応じて、簡潔な文章としてレイアウトを行う要領で作るとよいでしょう。
 また、作った文章は、すぐに提出するのではなく、団体のことを知る人と、全く知らない人に読んでもらい、感想をもらうのも効果的です。

 提出の前に、もう一度。基本おさえて、道をきりひらこう!

 完成した申請書類。ところで、提出の前に、コピーは取りましたか。
 選考の段階で、申請内容について助成団体から問い合わせがくる場合もあります。また、万一選ばれなかった場合、「なぜ選ばれなかったのか」の分析を行いながら、ノウハウを蓄積する意味でも、申請書類は必ずコピーをしておきましょう。
 一つの助成金には、多くの団体が申請しますから、選ばれるかどうかは、他の団体の申請内容や件数にも左右されます。しかし、初めの段階で落とされないようにすることは、どの団体にもできるはずです。
 「添付書類が揃っていない」「記入もれや捺印もれがある」「申請金額の積算が間違っている」といったことは、意外に多いものです。
まずは「基本」をおさえること。当たり前ですが、それが上手に助成金を得る一番の方法なのです。